お盆で相方の実家で

相方の実家はお盆はきっちりとします。

なので、毎年、お迎えとお送りは相方の実家へ行きます。
自宅から車で15分ぐらいなので、そんなに遠くはないのです。

玄関をでて外でおがらを焚いてリンを鳴らしながら、どうぞといらっしゃいとばかりに誘導します。

それから、仏壇の前にすわってお経かご詠歌を義父があげます。
お迎えしてからはお送りするまでお肉を食べません。

お迎えの仕方は宗派によってやり方がちがうのだと思います。

今年は義父の体調の都合でお迎えのお経をあげることができませんでした。
仏壇の前に細くなって体をまるめて座っている義父の後ろ姿をみて、来年はここに座ることができるのかと思ってしまいました。

義父自身も「来年はここに座ることができるかなぁ…」
とぼそっとつぶやいてました。

そんな義父の姿をみて悲しくなってきました。

義父は大阪の船場で先代からのお商売をばりばりやってきた人で、2,3年前に年齢と景気のことでお店をたたみました。

それから1年後に肺がんを発病、手術をして片肺摘出。

そのせいでか、長く歩くのもしんどいとのこと。
家にずっといるので、食欲もないしであまり食べなく、細くなって、以前のお商売をばりばりやっていた頃のおもかげはなくなってしまいました。

体力がなくなったから気力がなくなったのか、気力がなくなったから体力がなくなり病気になったのか。

どちらかどうかはわかりませんが、心と体はつながっているのですね。

すみません、うちわネタのしめった話で(^^ゞ

おじいちゃん好き

だよね、いつもこっそりおやつもらってるものね :P

Ancella の紹介

大阪でヒプノセラピー(催眠療法)やクラニオセイクラルワーク、エネルギー療法をやっています。
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お盆で相方の実家で への2件のコメント

  1. Meguco より:

    ;( このお話、うちの父とオーバーラップして
    泣けてきますですーーー

  2. Ancella より:

    Meucoさま

    そうなんですね。

    悲しいですね。
    何もできないし、してあげられない。

    実際のところはすごい頑固で、とことんになるまで病院行かない人なのです。
    まわりはやきもきしています。

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