大阪北浜でヒプノセラピー(催眠療法)、クラニオセイクラルセラピー、エネルギー療法をしているアンセラです。(サイトはこちら→Ancella)
日常生活の中で、相手が不機嫌そうにしていたり、苛立っていたりする場面に出会うことってありますよね。
そのとき、つい「自分が悪いのかな…」と考えてしまったり、相手に合わせて気をつかいすぎて疲れてしまった経験はありませんか?
これってインナーチャイルドが潜んでいる傾向が多いです。
どうして巻き込まれてしまうのか?
子どもの頃から「親の機嫌をうかがうことで安心できた」という経験を持つ人は、大人になっても他人の感情に過敏に反応しやすいと言われています。
無意識のうちに「相手の気分をよくしなければ、自分が危険になる」と思い込んでしまうのです。
そのため、相手が不機嫌だと「自分が何とかしなければ」と感じ、巻き込まれてしまいやすくなります。
日常によくある場面
職場で上司が朝から不機嫌そう → 自分の仕事にミスがあったのではないかと不安になる。
家族がイライラして八つ当たり → すぐに自分の言動を振り返り、気をつかってしまう。
電車で見知らぬ人が舌打ち → 関係ないはずなのに、自分まで気分が落ち込んでしまう。
親の機嫌を伺うことで安心できたというのは不安定な愛情環境や感情の起伏が激しい親の元で育った場合が多いです。
具体的にどんなタイプの親かなんですが
1. 気分の変化が激しい親
怒ると手がつけられない、でも機嫌が良いととても優しい。
子どもは「今の親の気分を読み取らないと危ない」と無意識に学ぶ。
子どもは親の機嫌に敏感になり、自分を抑えて対応することが習慣になる。
2. 条件つきの愛情を与える親
「○○できたら愛してあげる」「○○しなければ怒る」など、行動で愛情が決まる場合。
子どもは「愛されるために、親を喜ばせることが自分の責任」と信じ込む。
3. 過剰に干渉・コントロールする親
子どもの感情や行動を細かく指示・管理し、子どもの自己決定を尊重しない。
子どもは自分の意思よりも「親の期待や気分に合わせること」が安全だと学ぶ。
4. 無関心または放任だけど不安定な親
基本的には放任だが、時々激しく叱る、もしくは感情的に反応する。
子どもは「親の気分が安定していないから、どう反応するか予測しながら動くしかない」と感じます。
こうした環境で育った子どもは、無意識に「相手の感情を自分の責任のように感じる癖」がつきやすくなります。
大人になってからも、職場や家庭で「相手の機嫌を読みすぎて疲れる」という形で現れることがあります。
実は、これらの多くは 「相手自身の事情や未処理の感情」 が原因であり、私たちが責任を取る必要はありません。
ここで大切なのは、心理学でいう「境界線(バウンダリー)」の考え方です。
「相手の感情は相手のもの、自分の感情は自分のもの」 と切り分けること。
では、実際に巻き込まれないための工夫はどうしたらいいか
「これは相手の問題」と心の中で言葉にする
相手の不機嫌を感じたら、「これは私の課題ではない」と意識的に切り離します。
自分の感情を確認する
「これって私が原因?違うよね?」「私は今どう感じている?」「私はどうありたい?」と自分に問いかけ、自分の気持ちにフォーカスします。
心の境界線をイメージする
自分と相手の間に透明な壁やカーテンがあると想像してください。相手の感情が自分の内側に流れ込まない感覚を持つことができます。
人間関係の中で相手に共感したり寄り添ったりすることは大切ですが、相手の感情まで背負う必要はないです。
相手の問題は相手に返し、自分の心は自分で守ります。
この「切り分け」ができると、人に振り回されず、もっと穏やかに過ごせるようになります。
期限が悪い相手がいたら、
「相手の問題、相手の問題」と呪文のように唱えて、自身を保ってください。
その時に物理的に離れるのも一つの手だと思います。
「生きていたらいろんなことあるよね」(天国のもも)
うんうん、あるある。魂的にはそれを楽しんでいるのかもね。
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私も昔は思いっきり巻き込まれていました。
これがわかってから、楽になりました。
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