「墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活」

前からなのですが、本や映画やDVDなど、
悲惨なものやネガティブな内容は、
終わってから、どうもひきずってしまいます。

なので、そういう内容のはなるべく避けています。

で、読むもの観るもの、偏ってくるのですが
本に関してはファンタジーをよく読みます。

この年末年始に読んだ本ですが、

「墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活」
ニール・ゲイマン著

ある夜に一家が何者かに殺され、生き残った男の子の赤ちゃんが墓場に迷い込みます。
それをみつけた幽霊たちが、その少年を育てることを決めます。
なぜ、一家が殺されたのか、その謎と少年の成長と冒険の物語です。

おもしろかったです。
この本で著者はカーネギー賞とニューベリー賞をダブル受賞しています。

ハリーポッターをにおわせるような感じでもあります。

どうやって、実態のない幽霊が子育てができるのか、
大きくなっていって教育はどうするのかなど、
思いながら読み進めていきましたが、なるほど、
そうなのね、でした。

ストーリーの中で、少年の命が狙われている状態で
まわりが心配している時に、少年が言った言葉が

「ただ、死ぬだけじゃない」

そうですよね、少年の親は幽霊なんですもの、
ただ、死ぬだけですよね。

死生観が普通とはちがうところあたりが自分の中でヒットしました。

そういえば、前世療法をやると、死生観が変わります。
この少年の言葉のように、ただ死ぬだけになるというか、
肉体を脱ぐというかそんな感じです。

ファンタジー系の本ですが、読み砕くとそんな面も見えてきます。

ヒットするところが、人それぞれなのでしょうが、
みなさんのおすすめの本があれば、教えてください。

甘やかす

そんな本ありませんって(-”-;)
あっても、読めへんし。

おいらが大将のももにポチッをお願いします。甘やかしているつもりはないのですが...。

今年、この本が映画化されるそうです。

Ancella の紹介

大阪でヒプノセラピー(催眠療法)やクラニオセイクラルワーク、エネルギー療法をやっています。
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「墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活」 への2件のコメント

  1. ミィミィちゃん より:

    私もネガティブなもの、暗い内容のものは
    読んだり、見たりするのを控えています。
    でも「墓場の少年」は中々面白そうですね。
    幽霊に育てられる少年、面白いですね。
    本当にでも幽霊に育てられたら死生観が変わりますね。
    「ただ死ぬんじゃない」魂から肉体を取られるだけなのですから
    幽霊の中で育った少年だからこそ分かったことなのでしょうね。
    面白い本のご紹介ありがとうございます。
    ももちゃん、マフラー可愛いですね。
    良く似合ってますよ!

  2. Ancella より:

    ミィミィちゃんさま

    ミィミィちゃんさんも、そうですか。
    よかった、同じで。

    ファンタジーはそんなことがないので
    安心して読めます。
    これは、おすすめです。

    ミィミィちゃんさん、お目が高い!(byもも)

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