実家の隣の人は

実家へ顔をだした時に、母から1冊の本を手渡されました。

隣の人が私にと、わざわざその本を持ってきてくれたらしい。

実家のお隣の方とは実家を離れて何十年、交流もあるわけもなく
当時住んでいた時もあいさつ程度でした。

何かな?とその本を見ると、地方新聞のコラムのエッセー集でした。
エッセー?うん?名前をみたら…
あっ!!

そうなのです、隣の人は、私の高校時代の古文の先生でした。

リアルに習いましたよ。

想像してみてください、隣のおじさんが、自分の古文の授業をして、成績もつけてるのです。

いやじゃね?

ちょっとはずかしいというか、成績がバレるというか
授業を受けていなくても、私の動向がバレている^_^;

ま、真面目な勤勉な高校生でしたので、問題はなかったのですが

その先生の名前を見たら、高校時代を思い出しました。

私は中学まで大阪に住んでいました。

高校の年齢に奈良に引っ越すことが決まっていたのですが
大阪の中学で奈良の公立高校の受験状況がわからないので
いったん、大阪の公立高校を受験して、1学期間通って
2学期から奈良の公立高校へ転校するっていうことに
なりました。

その引っ越し先のお隣の方が私が通うことになった
高校の先生だったのです。

転校って、初めての体験だったのですが
小中は義務教育ですし、手続きだけですみますよね。

高校は編入試験がありました。
国語、数学、英語、小論文でした。

編入するの私だけかなと思っていたのですが
試験当日、各学年、2,3人いました。

試験を受けた人はみんな通えるんやろな
と思っていたのですが、2学期になって
会えた人は半分でした。

編入試験もきびしいんですね。

その時にいろいろ声をかけてくださったのが
そのお隣の先生。

授業中に先生にあてられることもしばしばありますよね、
普通は「何々さん」と名字で呼ばれますが、私のことは
「ゆりちゃん」でした。

みんなの手前はずかしかったのを覚えています。

そんな今は、もうない、うぶな高校生の時を思い出しました。

忘れるってどうよ

はい、すみません(^_^ゞ
その節はお世話になりました。
日々のことで、高校時代のことなど忘れていました。
なつかしく、先生を忍んでその本を読ませていただきました。

この頃はうぶだったももにポチっをお願いします。
今は飼い主ともどもあつかましい。

そのお隣の先生は昨年亡くなられました。
娘さんがわざわざ、持ってきてくださったのでした。
ありがとうございました。

Ancella の紹介

大阪でヒプノセラピー(催眠療法)やクラニオセイクラルワーク、エネルギー療法をやっています。
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実家の隣の人は への2件のコメント

  1. ミィミィちゃん より:

    たまたま高校時代の古文の先生が
    隣にいらしたのですね。
    偶然とは言え不思議なものですね。
    でも亡くなられて娘さんが
    もってきてくださったエッセー、
    嬉しいですね。
    大事に大事に読みたいですね。

  2. Ancella より:

    高校卒業してから、隣なのに
    そんなに会うこともなく

    なんかね、忘れてました。
    日々の生活に追われてました。

    なつかしく読みませていただきました。

    お礼状かかないと。

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