自分の死を受け入れる

大阪北浜でヒプノセラピー(催眠療法)、クラニオセイクラルセラピー、エネルギー療法をしているアンセラです。(サイトはこちら→Ancella

この年末に、90才の父が一生を終えました。

大腿骨を骨折してから、寝たきりになり、四月の終わりぐらいから病院へ入院しておりました。

食事も食べれなくて、点滴や鼻から栄養を入れていました。

言い換えれば、点滴だけで、8ヶ月間生きておりました。

会話は成り立たなくて、もごもごと言うのを、こちらが判断して、
こちらの質問に首を縦にふったり、横にふったりで、意志がわかる状態でした。

何回か危ない状態があったのですが、その都度持ち直していました。

初めの危ない状況の時に、死について、父に聞いてみました。

死ぬのが怖い、と。

死は怖くないし、反対に体が軽くなって、楽になるよ、と。

私が話すことを聞いていましたが、納得はしていなかったです。

その時の会話や父の感じが気になったので、何時間後に父にもう一度会いにいって

さっきの話しと言っても、認知症の父は、なんのこと?という顔をしていました。

何回かその繰り返しをやっていましたが、言うのも疲れて、それもやめてしまいました。

何回か悪くなって、持ち直して、その度に、まだ、父は自分の死を受け入れられないんだなと。

で、いつものように父に会いにいって、

「お父さん、8ヶ月近くもこの状態で嫌になるね」

と言ったら、顔をしかめて、首を縦にふっていました。

ほんとに嫌になったのでしょう。

「お迎えがきたら、行きや」

うんうんと首を縦にふっていました。

「お父さん、死ぬの怖い?」

首を横にふっていました。

父はやっと自分の死を受け入れることができたと。

その3日後に父は亡くなりました。

亡くなった今、8ヶ月間は、父が自分の死を受け入れるための必要な時間だったんだなと思いますし、

全てではないと思いますが、死さえも、自分の意志が反映されることがあるんだなと思いました。

おいこら

ほんとにね。
いなくなると寂しいね。


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亡くなった今、8ヶ月間は父にも必要な時間でしたが、私たちにも必要な時間だったんだなと思っています。

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大阪でヒプノセラピー(催眠療法)やクラニオセイクラルワーク、エネルギー療法をやっています。
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自分の死を受け入れる への1件のコメント

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