いくつになっても自分をみる

大阪の北浜でヒプノセラピー(催眠療法)、クラニオセイクラルセラピー、エネルギー療法をしているアンセラです。(サイトはこちら→Ancella

私の両親は80才代です。

父は軽い痴呆症状があり、母は心臓の持病がありで、母は父と暮らすのがきつくなってきました。

そんな状態なので、父はひと月に20日間程のショートステイへ行っています。

父はショートステイへ行くのを嫌がります。

行く前日からや、当日はたいへんです。

亭主関白があたりまえの時代の人なので、頑として自分の意見を押し通します。

母はなだめたり、持ち上げたりでたいへんですが、聞きません。

それで、母は持病の心臓の具合が悪くなり、頓服を服用して、その場をしのいでいるという状態です。

母はその父とのやりとりが嫌で、父の希望どおり、ショートステイへ行くのをやめて、家にずっといてもらうと言い出しました。

父とずっといたら自分がしんどくなるのは自分がよくわかっているので、討ち死にするとも。

なんで、この年になってまで、苦労せなあかんねんやろ、と。

いやいや、ちょっと、待って。

父はショートステイで、環境は家以上の快適な生活です。

言えば、行きたくないというのは、子供が幼稚園へ行きたくないというレベルのことです。

母はずっと父の言いなりで、父のわがままを通してきたので、今回も自分の体を顧みずに、今までどおりのやり方で父のわがままを通そうとしている。

父のわがままを聞かないということをしないといけないのに、それがしんどいので、自分を犠牲にする。

それはおかしいですよね。

言い変えれば、母にしたら、父の意のままにならない(=父に反抗する)ということは、谷底へ落ちるぐらいの怖いことなんだと思います。

その怖さから逃げている。

これって、誰でもあると思います。

自分の苦手な事はこれにあたります。

今回思ったのは、いくつになっても80才になっても、自分のことをみる課題があるということ。

谷底へ落ちる気持で、苦手な事を勇気をだしてやってみたら、案外、

えっ?!

と思うような結末やった。

自分が思ってたようなことはならなかったと、いうことがあるのではないかなと思います。

やってはりますのん?

やってますよ〜(  ̄っ ̄)
ほんまに、やる前(言う前)はどきどきですよ。

自分が一番のももにポチッをお願いします。

結局、母にはどうするのが一番いいのかを落ち着いて考えてもらったら、今の状態が一番、自分がいいと気づきました。

同じシチュエーションになったとしても、きづいたので、同じようなことにはならないと思います。

Ancella の紹介

大阪でヒプノセラピー(催眠療法)やクラニオセイクラルワーク、エネルギー療法をやっています。
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いくつになっても自分をみる への3件のコメント

  1. Meguco より:

    先生、こんにちは!
    自己犠牲したほうがその場はラクでも後でもっとしんどい
    よー!分かります!!

    家族のことは身内って言うだけあって
    本当にタイヘンですねぇ・・・

    • Ancella より:

      Megucoさま

      そうです、自己犠牲。
      言いたい事をまとめて下さってありがとうございます。

      母だけか,その年代の人にはよくみられるのかどうかはわかりませんが、もう、やめないと、です。

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