子供の時のつらい体験と無価値観

大阪の北浜でヒプノセラピー(催眠療法)、クラニオセイクラルセラピー、エネルギー療法をしているアンセラです。(サイトはこちら→Ancella

「オレンジと太陽」という、DVDを観ました。

内容はイギリスで1681年から1967年までの間、孤児や、事情で親が育てられない子供が児童移民として13万人の子供達が主にオーストラリアや、その他の国へ送られました。

送られる前に、子供達は、オレンジが成って、太陽が照りつけるところへ行ける、と言われ、実際は、強制労働と虐待、飢え、レイプといった、劣悪な環境で、人としての尊厳のない、自分のアイデンティティがなくなる悲惨なものでした。

そのいきさつを知ったソーシャルワーカーのマーガレット・ハンフリーズが、調査をし、移民として生き別れた家族を探しだし、家族をあわせることをしている(今もされているそうです)実話のストーリーです。

大人になった児童移民の人達が、収容施設の劣悪な環境のことを話すシーンがありました。

その中でみんな、自分は何もできない、自分には価値がない、と、話していました。

子供の時のつらい体験は、必ずこのように無価値観を伴います。

この無価値観は、ずっと、これから生きていくうえで、でてきます。

自己否定、自信がない等々

このDVDを観る前日にも、

子供の時に母親の言う事を聞かなければ、暴力をふられ、父親からは、おまえなんかいてなくてもいいと存在価値を否定されることを言われ、親の顔色をうかがい、いい子で成績もよく大きくなりました。

10代後半になって、今までの反抗で、わざと悪い点をとり、わざと失敗をして、親を困らせることをしたら、それが快感になりました。
それが、自分の人生にずっと続いて、何をしても失敗。

失敗が続くので、自分は何をしてもうまくいかない、自分には価値がない。

とても、素敵な方なのに、そんな言葉がでてきました。

この方も子供の時につらい体験をしておられます。

「無価値観」

これはどうしたらいいか、ですね。

無価値観がなくなる、これをしたら、パッとなくなるというものは残念ながらないです。

時間はかかりますが、自分の成功体験を積み重ねることが一番だと思います。

これを言うと、「そんなのない」と言われます。

成功体験は他者から承認されるもの、例えば、なんかの大会で優勝とか、コンクールで何位に入ったとか、表彰されたとか。

そういうことではなく、自分自身ができたこと、例えば、目標を立ててできたこと、3日間続いたこと。

こんなことが得意、この時、うまくいった等々。

いっぱいあります。小さなことでもいいのです。

それと、起きた事を失敗としてとらえるくせがあります。

それをやめる。
意識してやめる。意識しないとできないと思います。

よくある例ですが、

コップに水が半分入っていて

半分しかないと思うか、半分もあると思うか

起きたことに関して、とらえ方を変える。

そんなことをひとつ一つ積み上げていって、自分への肯定感をつけていくのが大事と思います。

あなたが自分はOKと思えて、自分自身が満たされる言葉は何でしょうか?

その言葉を何かある度に呪文のように、唱えてみてください。

かわいい、かしこい

あー、そうですかい┐( ̄ヘ ̄)┌


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「オレンジと太陽」こういうストーリーが苦手な方はだめですが、とても、いい映画でした。

Ancella の紹介

大阪でヒプノセラピー(催眠療法)やクラニオセイクラルワーク、エネルギー療法をやっています。
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